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高値で売りたい人向け中国骨董品の基礎知識

中国の美術品や骨董品の基礎知識を詳しく説明していきます。

知っておきたい!中国骨董品の基礎知識

中国の骨董品というと、書画や絵画、陶磁器が挙げられます。高値がつく条件を確認していきましょう。

高値がつく骨董品とは?

書画や絵画、物によって査定ポイントが違ってきますが、中国骨董品が高価買取されるポイントは以下のとおりです。

  • 作家…有名作家であること
  • 内容…知名度があるものや、コレクター・マニアに人気なもの。素材も重要視される
  • 保存状態…良好であること。本体を保存する箱もあれば、その箱の状態も良いと高値がつく

では、そもそも骨董品とはどういったものを指すのか見ていきましょう。

骨董品とは

製造されてから100年を経過した希少価値のある手工芸品・工芸品・美術品・小道具を骨董品としています。WTOで骨董品として承認するための定義として採用されており、この定義に当てはまるものとしてWTOに証明された場合、WTO加盟国間でも関税が掛かりません。

いっぽう、日本では数十年前に作られたものを骨董品と呼んでいます。長い歴史を持っていて、かつ素晴らしい品だからこそ現代でも残っているのです。ひとつひとつの骨董品を見つめることで、当時の生活や歴史の背景を深く楽しめるのではないでしょうか。

骨董品にはいくつもの種類がある

世の中に知られていない数多くの骨董品が、世界中のあらゆる場所に眠っているといわれています。現在持っている骨董品がもし100年前に作られたものなら価値は非常に高いです。

骨董品とみなされる品は様々で、中には「こんなものも骨董品になるの?」と驚かれる品もあります。ここでは、骨董品の種類を大まかにご紹介していきます。

  • 絵画
  • 骨董品のイメージで真っ先に出てくるのが「絵画」です。テレビ番組でも絵画の骨董品が紹介されることが多いので、骨董品といえば絵画系だと思っている方も少なくありません。絵画の場合、画家本人が作成した正真正銘の絵画であれば間違いなく高額の骨董品とみなされます。

    絵画の種類は、中国の山水画を始め、日本画、油彩絵、水彩画、版画、デッサン、水墨画、パステル画など数多くの絵画が骨董品として証明されているのです。

  • 陶磁器
  • 陶磁器は焼き物の名称とも言われており、絵画の次に骨董品のイメージとして浮かび上がる品です。この陶磁器には、「土器」「炻器」「陶器」「磁器」の4種類があり、土を原料として窯で焼き上げた器になります。

    骨董品の買取りの華ともいえる陶磁器は保管がしやすく、作成された当時の状態を何年も保つことかできるのです。歴史があるものや有名な作家の作品であれば、間違いなく高額がつきます。

    主に食器類が多く、茶碗、徳利、皿、花瓶などが見受けられ、高い需要を誇っているのです。

  • 象牙・彫刻品
  • 像の牙や石、木、粘土、金属を彫り刻んで作った作品をいいます。中国の古い木彫から、日本古来の木彫の仏像、ブロンズ像などの作品が有名です。

    中でも像の牙で作られた作品に関しては、素材そのものに希少価値が高くつきますので、高額買取りが期待できます。木調品も、使用されている素材によって価値が大きく変わる場合もあるようです。

  • おもちゃ
  • ブリキ製のおもちゃを始め、カード、シール、超合金、企業のノベルティーグッズなどといった昔懐かしいおもちゃは、希少価値があるので高値がつきます。

    さらに、保存状態も良いのであればかなり貴重なおもちゃとみなされるようです。また、品によっては遊んで汚れがある、落書きがある、劣化しているといった状態でも価値が高いものもあります。

    ブリキ製のおもちゃの中でも、オキュパイド・ジャパン製は日本だけではなくアメリカでも希少価値の高いおもちゃとして有名です。メイド・イン・オキュパイド・ジャパンという刻印の有無で価値が大きく変わってきます。

骨董品といっても色々な種類がありますので、自宅に眠っている骨董品があるか探してみましょう。思いがけない品が出てくるかもしれません。

骨董品が人気の理由

最近では、骨董品の中でも「中国骨董品」を購入する人が増えつつあります。実際に購入している人のほとんどが富裕層の中国人なのです。その影響により、骨董品への注目や人気が高まっているのです。

日本だけではなく、世界中にある中国骨董品を購入するのは例外でもありません。なぜ、中国骨董品を購入する中国人が増えているのかというと、以下の理由があてはまります。

  • 中国の国家文物局により骨董品基準が変更されたから
  • 中国でオークションが人気だから
  • 中国国内では多くのコピー品が出回っているから
  • 日本で保管されている骨董品は丁寧に保管されているから
  • 日本旅行で中国骨董品が低価で購入できるから

上記のことから、中国骨董品を購入する中国人が増えている影響で、日本国内にある中国骨董品が品薄になり、さらに希少価値を高めているようです。こういった影響がきっかけで、今後も益々人気が高まり高値で買取りされるかもしれません。

高額査定のポイント

中国骨董品をどのように高額査定に繋げたら良いのか、もう少し詳しく見てみましょう。

  • 20年前の骨董品
  • 中国の国家文物局が定めた基準改定に定めて、日本に入ってきた中国骨董品が20年以上も前のものであれば、当時の価格以上の査定額になるとされています。

  • 作家の名前
  • 中国で最も有名な作家の名前は、査定を行うにあたって重要な判断素材となります。刻印がないものは判断が難しくなりますので、譲り受けたものであれば、受け取る際に誰の作品なのか教えてもらいましょう。

  • 品目の特徴
  • 高価な骨董品の場合、使用されている素材が違います。骨董品の多くは昔の富裕層が好む高級素材をあしらっているものがほとんどです。しかし、中国骨董品は本物と非常によく似たコピー品がとにかく多く出回っていますので、鑑定士による査定を行ってもらわないと、その価値が判断できません。

中国骨董品を高値で売るためには、「確実にオークションに売れる品」でなければなりません。コンディションを良い骨董品を購入する傾向がある富裕層は、汚れが酷かったり、見栄えが悪かったりするとオークションで購入してもらえなくなるので、骨董品を扱う店頭に並べても売れ残ってしまうリスクが高まります。

これらを踏まえて、他の商品と同じように良いコンディションを保つことは、高額査定に繋がりやすい重要な
対策といえるのです。

骨董品の適切な保存方法について

中国美術品は歴史が古いものが多く、そのために、保存方法はとても難しいものです。

保存状態が良好であることは、安易に予想がつくかと思いますが、実はなかには「使うことで価値が上がる」物もあるのです。

しかし、その保存方法と価値がどう関わっているのか。素人には判断がつきません。

そのため、家に中国の骨董品や美術品が眠っている場合は、まずは信頼できる骨董品買取屋に見てもらうと良いでしょう。

査定された物がどんな物なのか、どんな保存をすれば良いのか…というのを査定時に教えてくれるはず。

多くの場合は査定は無料で行なわれているため、買取ってもらう・もらわないの判断は、査定後にしても遅くはありません。

売る前に注意しておきたいこと

骨董品を買取ってもらう際に、注意をしなければならないのですが、骨董品を預けた後から、まったく連絡がとれないケースがあります。この場合、販売店側に騙されてしまっている可能性があります。

こういった対応をす時は、店舗が実在しない可能性が高いので、店舗が実在するか必ず確かめるようにしましょう。大事な骨董品ですから、トラブルが起こらないよう慎重に対応してください。

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