中国美術 Art of Chinese
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洪武窯

洪武窯は中国明時代の初期に作られた陶磁器です。非常に数が少ないため買取市場でも人気がありますが、研究段階でもあるため専門家ではないと判断が難しい部分があります。

洪武窯の歴史

中国の陶磁器の技術進化は一般的な家庭で使われる陶磁器よりも、宮廷やそれに関わる場所にて使用される官窯が大きく影響していると伝えられています。

そんな官窯のなかで明の時代の初期につくられたものを洪武窯と呼ぶことが多いです。しかしこの時代につくられたものは製造の年を刻む習慣がなかったことからその模様や形式などで判断している部分があります。

陶磁器の染色は永楽年にはコバルト顔料が輸入されたましたが、それ以前の洪武時代には不足していたことから洪武窯は染模様の色が鮮やかではなく黒めであるというのが特徴です。

買取市場で人気の高い中国の洪武窯

中国の陶磁器は種類が非常に豊富で、一般に利用される民窯よりも官窯は質が良いために人気が高くなりやすいです。

官窯も時代と共に変化していきますが、洪武窯は非常に数が少ないため、中国の陶磁器のなかでも高価格で取引される傾向にあります。また中国の陶磁器全体の特徴として破損しやすい点があることから、割れや欠けがない状態で現存しているケースでは特に価値が上がり、箱の有無でも買取価格は変動します。

洪武窯の価値を見分けるポイント

洪武窯が作られていた時代には製造年が刻印されていないため、その製造や使われている染料などの特徴から判断することになります。

ポイントとしては洪武年以降のような鮮やかな青色の発色ではなく灰色がかったような青色や藍色などの染色が使われていることや、発色のぼかしが少ないことなどが挙げられます。しかし貴重で数が少ないことから、現在でもまだ研究段階にあり、専門家でないとその価値を判断をするのは難しいでしょう。

ご家庭にある陶磁器が洪武窯であるかどうかを判断したい場合には専門家に依頼することをおすすめします。

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