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宣徳窯

宣徳窯

ここでは、中国でも人気の高い青花磁器、宣徳窯(セントクヨウ)について解説しています。

宣徳窯の歴史

宣徳窯(セントクヨウ)は、明の時代で第5代皇帝を務めた宣宗(宣徳帝)の時代に作られた磁器です。中国では、元から明代にかけて磁器の人気や技術が大きく進歩し、宣徳帝が即位してからは陶磁器の開発が国家プロジェクトになっていました。宣徳窯は、そんな中でもとくに人気や評価の高い「江西省の景徳鎮」という場所にあった国営の窯で焼かれた磁器です。

中国美術界でも景徳鎮由来の磁器は高価で取引されており、作った磁器に年号等を入れるスタイルができたのが第5代皇帝宣宗の時代だとされています。景徳鎮という地域では古くから磁器が作られていましたが、宣宗の時代に作られたものから年号が入るようになったため、作られた時代が特定しやすいという意味でも高く評価されています。

宣徳窯ではとくに青い染料を使って花を描く青花磁器が多く作られており、有名です。

買取市場で人気の高い宣徳窯

世界に名だたる景徳鎮の中でも、第5代皇帝の宣宗が在位していた期間は治世が安定していたため、磁器の品質も高く評価されています。現代でも、有名なブランドの初期に近い作品やプロトタイプには高いコレクション性があるのと同じで、保存状態の良い宣徳窯の中には重要文化財に指定されているものもあるほどです。

相場は磁器によってさまざまで、買取金額が1万円程度のものもあれば、何十万円になるものまであります。

宣徳窯の価値を見分けるポイント

価値の高い宣徳窯かどうかを見分ける大きなポイントが、銘款の有無です。景徳鎮で作られた磁器の中でも、宣徳窯のものは美しい書体ではっきりと銘款が記されているものが高い評価を受けています。逆にいえば、磁器が作られた年号が入っていない宣徳窯の作品は、当時一流の美術品として扱われていた可能性が低いので、多くの場合高値はつかないでしょう。

また、割れ物である磁器という美術品の特性上、割れや欠けがなく、箱なども含めて保存状態の良いものが高価です。とはいえ、磁器の価値は鑑定してみないと分かりません。自宅に磁器がある場合は、一度査定を依頼してみましょう。

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