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王一亭(おう いってい)

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王一亭は近代中国を代表する書画家でありながら、仏教を深く信仰していました。晩年には仏画も多く書いていたとされています。彼の作品は古い習わしにとらわれることなく、個性的で自由な作品を多く輩出しました。日本への取引先も多く、中国掛軸などと一緒に多様な絵画があります。
ここでは王一亭の特徴と、代表される作品を紹介していきます。

王一亭の特徴

上海製造絹糸社社長を務め、滬南商務総会総理にも選出されるほど、政界にも才覚を表す王一亭。東京で結成された中国同盟会に加入後も、同盟会の機関紙「民立報」の創刊を支援するなど、文化面だけにとどまらず活躍をしました。

また、呉昌碩の作品模写は呉昌碩本人が認めるほどの腕で、その技能から呉昌碩自身が注文に応じることができない時には代作をしていたという話も残されているほどです。

作品の流通

花山水画、人物画、仏画に優れ、晩年は仏像を描くことが多かったようです。中国掛軸も数多くあり、商売を通じて数多くの友人が日本にいたため、多くの作品が日本に残っています。

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