やさしく解説!みんなの中国美術入門
sponsored by 本郷美術骨董館
中国美術 Art of Chinese 中国美術 Art of Chinese
中国美術を学びたい人のための入門

これから中国美術について知っていきたい人から、趣味にしたい人まで。中国美術を学びたい人のためのサイトです。
時代、ジャンル、中国美術を極めたい人向けの記事を豊富に用意しております。あなたが中国美術に触れる際の、お役に立てる入門書となりますように。

劉旦宅(りゅうたんたく)

このサイトは本郷美術骨董館をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

10歳で個展を開いて「神童」と称され、やがて上海画壇を牽引するに至った劉旦宅(りゅうたんたく)。代表作「紅楼夢十二金釵」は中国切手のデザインにも採用されました。

劉旦宅とはどのような人物だったのか。どのような作品を残したのか。その生い立ちや画業、代表作について見ていきましょう。

「神童」と称された劉旦宅の生い立ち

劉旦宅は1931年、中国・浙江省に生まれました。幼い頃から絵画に強い関心を持ち、わずか10歳で個展を開催して成功を収めたことから、周囲に「神童」と称されたことが知られています。

1950年代に上海へ移り住み、上海市大中国図書局や上海人民美術出版社などに勤めながら、書籍の挿絵制作に従事。その後、上海中国画院の画師として創作活動を続け、上海画壇を代表する画家のひとりととして注目を集めるようになりました。歴史上の人物をモチーフにした人物画を数多く手がけ、のびのびとした情緒ある作風がその特徴です。

晩年は、上海師範大学美術系の教授として多くの後進を育成しました。2011年、逝去。

代表作

  • 紅楼夢十二金釵(こうろうむじゅうにきんさ)

    清代の長編小説『紅楼夢』に登場する12人の主要ヒロインを題材にした作品です。美しい女性たちが詩情豊かな筆致で描かれています。1981年には中国切手のデザインに採用され、同年、全国切手最佳賞を受賞。劉旦宅の名を広く知らしめた作品です。

  • 九歌図(きゅうかず)

    古代中国の詩集『楚辞』に収められた「九歌」を題材にした作品です。

  • 虎溪三笑(こけいさんしょう)

    東晋の高僧・慧遠、詩人・陶淵明、道士・陸修静の三者が虎溪のほとりで談笑したという故事を描いた作品です。

ページの先頭へ